ご挨拶

7月6日開催の第1回致道館高校同窓会においてご承認いただきました同窓会長の齋藤です。南高昭和44年卒業です。

7月25日に発生した記録的な大雨は山形県・秋田県の両県に甚大な被害をもたらしました。被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興が進められますことを願うものであります。

135年の歴史と伝統を誇る鶴岡南高校と126年の歴史と伝統を誇る鶴岡北高校は、統合により、今年度、中高一貫校致道館中学校・高等学校に生まれ変わりました。そして、4月10日に中学校・高等学校合同の入学式が挙行され、いよいよ新校がスタートいたしました。同窓会においては、南高校の鶴翔同窓会と北高校の如松同窓会は各々解散し、4月から致道館高校同窓会として新規活動を開始しました。

両校の統合計画が具体化するに伴い、これまで両同窓会では統合に向けた課題の検討を重ね、4月の第1回役員会、5月の理事会を経て、第1回総会において新同窓会の会則の制定、運営方針、事業計画・予算等について審議、ご承認をいただきました。新同窓会の運営については、鶴翔・如松の両同窓会の会員及び事業を全て引き継ぐとし、主要事業は総会・親睦会の開催、同窓会報の発行となります。

新校の基本理念は、自主自立、新しい価値の創造、社会的使命の遂行にあり、まさに藩校致道館から鶴岡南高校、鶴岡北高校へ受け継がれてきた伝統であります。その理念に従い学校運営は順調に進められていると思います。

同窓会の方も結束して新校を応援して行かねばなりません。同窓会の皆様からのご理解とご協力をお願い申し上げます。

私は、旧鶴翔同窓会から新同窓会へのつなぎ役として、会長を引き受けさせて頂きましたが、新体制が確立できましたら、早目に次世代会長にバトンタッチして参りたいと思っております。

最後になりますが、致道館高校同窓会の発展と会員の皆様のご活躍とご健勝をお祈り致しまして、会長挨拶とさせて頂きます。

令和6年8月1日

致道館高校同窓会会長 齋藤正志